なんか色々と超越しそうだ

なんかね、地下鉄に乗って学校行ってたんですよ。
で、僕なんかは朝弱い人間だったりするわけで。
地下鉄内では立ってようが座ってようが寝てるようなアレな人間なのですが。
立ちながら寝てたらつり革から手が離れて座ってる人に膝蹴りを食らわせそうになった事もある人間なのですが。

そういうわけでその日もその日とてすわりながら寝てたんですよ。
学校へは地下鉄を終点まで乗りさらにJRで隣の駅に行くとか我ながら謎な人生を過ごしてるんですが。
こうゆらゆらと揺られながら半分寝ていたらですね、段々気持ちが悪くなってきたんですよ。
んでそうこうするうちになんか頭が痛くなってきたんですよ。
「うわー、なんだこれはー」とか心の中で叫びながら、終点へ近づくごとに気持ちが悪くなってきたんですね。
で、そこではたと気づいたんです。





あ、俺呼吸してねぇ





「のぉぉぉぉおおお」
生まれて初めて凄い必死で呼吸したよ。もうぜーはーぜーはー。
もうなんていうか、
「あとちょっとで鑑識の人とか隣に座っていた人とかを謎の呼吸困難死という迷宮入りの闇に陥れそうだった」
とかよりもむしろ「人間として何かを越えそうだった」という所に注目したい!
だって無意識でする行為を無意識のうちに止めてるんだぜ?
未来にキスを」的に言うなら「最後のジェネシスを越えそう」みたいな!?!134





最後の最後でマイナーなネタを引っ張り出して読者を混乱の中に引きずり込もうとしてるあたりに僕の動揺が読み取れると思います。
いや、最近疲れてるのは自他共に承知の上だったのだけど、
流石にこれは自分ヤバイなぁおいと思ったね。うん。